3級商業簿記 2.4 期中取引 そのほかの預金取引

本日は、当座預金以外の預金について「そのほかの預金取引」として執筆します。

 

そのほかの預金取引

当座預金以外の預金には、普通預金・定期預金・通知預金等がある。

これらの預金に関する取引が発生した場合は、それぞれの種類ごとに勘定を設定する。 

なお、当座預金以外の預金をまとめて諸預金勘定(資産の勘定)で処理することがある。

 

そのほかの預金取引の仕訳

仕訳は、当座預金取引に準じたものとなる。

現金を普通預金へ預け入れた場合

例:現金¥100,000を普通預金に預け入れた。

(借方)普通預金 100,000  

   (資産の増加)

   (貸方) 現金 100,000

      (資産の減少)

 

現金を定期預金へ預け入れた場合  

例:現金¥100,000を定期預金に預け入れた。

(借方) 定期預金 100,000  

    (資産の増加)

   (貸方) 現金 100,000

      (資産の減少)

 

定期預金が満期となった場合

例1:定期預金¥100,000が満期となり、利息¥500とともに現金で受け取った。

(借方) 現金  100,500    

    (資産の増加)

   (貸方) 定期預金  100,000

       (資産の減少)

         受取利息  500

                    (収益の発生) 

 

例2:定期預金¥100,000が満期となり、利息¥500とともに新たな定期預金として預け入れた。

(借方)定期預金  100,500  

    (資産の増加)

   (貸方)定期預金  100,000

      (資産の減少)

            受取利息   500

                         (収益の発生) 

借方の定期預金:新しい定期預金(受取利息を加えたもの)

貸方の定期預金:満期になった定期預金

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