2級工業簿記 2.5.2 個別原価計算 原価計算表の作成 

本日は、個別原価計算における原価計算表の作成について、執筆していきます。

 

原価計算表の目的

原価計算表作成の目的

製品ごとの原価を一目で把握するため。

例えば、材料を製造指図書#1で¥300,000、製造指図書#2で¥200,000消費した場合、仕訳は下記のようになる。

(借方)仕掛品 500,000

  (貸方)材料 500,000 

となる。

しかし、仕訳・総勘定元帳だけでは製造指図書#1、#2の材料の消費高は一目ではわからない。

そこで、原価計算表を作成し、製品ごとの原価を一目で把握するために作成する。

 

原価計算表の記載項目

前月繰越

前月の仕掛品の金額を記載する。

直接材料費

製品ごとの材料費を記載する。

直接労務費

製品ごとの労務費を記載する。

直接経費

製品ごとの材料費を記載する。

製造間接費

製品ごとに配賦された金額を記載する。

備考

主に製品完成の有無を記載する。

原価計算表の見本

 

原価計算表の作成

例題をもとに原価計算表を作成していこう。

例:下記の資料をもとに原価計算表を作成しよう。

4月の製造原価

・前月繰越 ¥300,000

・直接材料費 ¥500,000
 うち製造指図書#1 ¥300,000
   製造指図書#2  ¥200,000 

・直接労務費 ¥1,500,000
 うち製造指図書#1 ¥1,000,000
   製造指図書#2  ¥ 500,000

・直接経費 ¥800,000
 うち製造指図書#1 ¥600,000 
   製造指図書#2 ¥200,000

・製造間接費 ¥500,000
 うち製造指図書#1 ¥400,000 
   製造指図書#2 ¥100,000

 

2 製品の進捗状況
 ・製造指図書#1:完成
 ・製造指図書#2:未完成

 

上記の内容をまとめた原価計算表は、下記のようになる。

以上、個別原価計算における原価計算表の作成について取り上げました。

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