3級商業簿記 3.1.2 決算(個人商店)  決算整理仕訳(売上原価の算定)

本日は、決算整理仕訳のうち、売上原価の算出について執筆していきます。

 

売上原価とは

売上原価

企業活動で売上を得るためにかかった費用をいう。

例として、商品売買を主とする業種の場合、
売上を得るために、商品の仕入値(売上原価)がかかる。

また、売上高から売上原価を差し引いた額を、売上総利益または粗利という。

売上原価を算出する目的

売上原価を算出する目的

総勘定元帳「仕入」勘定の金額は当期の純仕入額と一致しないため。

 

なぜ一致しないのか

・前年度の繰越商品が仕入金額に含まれていないため。

・当年度の繰越商品が仕入金額に含まれているため。

繰越商品:次期に繰り越す商品をいう。
つまり、在庫として残っている商品をいう。

売上原価を算出するための決算整理仕訳  

例:北越商店の決算整理前の元帳残高は下記の通りであった。
元帳残高: 繰越商品¥50,000
      仕入 ¥2,500,000

※ なお、期末の商品有高は¥45,000であった。

この場合の決算整理仕訳を示そう。

 

1 期首の繰越商品有高を繰越商品勘定から仕入勘定へ振り替える。

(借方)仕入 50,000

(貸方)繰越商品 50,000

2 期末の商品有高を仕入勘定から繰越商品勘定へ振り替える。

(借方)繰越商品 45,000

(貸方)仕入 45,000

3 仕入勘定の有高を売上原価勘定へ振り替える。

(借方) 売上原価 2,505,000

(貸方)仕入 2,505,000

これで、売上原価の算出ができます。

なお、日商簿記2級以降では、この他にも処理が続きます。

 

以上、決算整理仕訳のうち、売上原価の算出について取り上げました。

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