みなさん、こんばんは。
本日は、実際に出題される決算の問題について、執筆していきます。
内容は、8桁精算表の作成、損益計算書・貸借対照表の作成です。
精算表、貸借対照表・損益計算書の作成
次の決算整理事項等をもとに、精算表と貸借対照表・損益計算書を作成しよう。
解答前の精算表・損益計算書・貸借対照表
1 売掛金¥300,000を小切手にて受け取り回収したが、未記帳であった。
(借方) 現金 300,000
(貸方) 売掛金 300,000
2 期末商品の有高は¥150,000であった。
(借方) 仕入 100,000
繰越商品 150,000
(貸方) 繰越商品 100,000
仕入 150,000
※ 青色:期首商品の繰り入れ
赤色:期末商品の繰り越し
3 売上債権に対して2%の貸倒引当金を差額補充法にて設定する。
(借方)貸倒引当金繰入 5,400
(貸方)貸倒引当金 5,400
※¥5,400=
(受取手形¥150,000+電子記録債権¥120,000)×2%ー貸倒引当金残高¥0
4 備品の減価償却を下記の条件に基づき行う。
耐用年数 | 残存価額 | 記帳法 |
5年 | ゼロ | 間接法 |
(借方) 減価償却費 20,000
(貸方) 備品減価償却累計額
20,000
※¥20,000=
(備品の価額¥100,000-残存価額¥0)÷耐用年数5年
5 支払保険料のうち¥24,000は7月1日に向こう1年分を支払ったものである。未経過分を次期に繰り延べる。
(借方) 前払保険料 12,000
(貸方) 支払保険料 12,000
1か月あたり保険料=
¥24,000÷12か月=¥2,000
未経過月:
1月1日~6月30日 6か月
繰り延べる金額:
¥2,000×6か月=¥12,000
6 消耗品の残高は¥20,000であるため未使用分を次期に繰り延べる。
(借方)消耗品 20,000
(貸方)消耗品費 20,000
解答例(精算表)
解答例(貸借対照表と損益計算書)
以上、決算のまとめを取り上げました。
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